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不妊治療の落とし穴

不妊治療の落とし穴夫婦問題カウンセラー高橋知子がこの記事を書こうと思ったキッカケになったのは、結婚して4年未満の夫婦で離婚になったご夫婦の話を聞いていると、かなりの確率で不妊治療を行ったという結果が出てきたことにあります。

結婚して、子供がほしいとふたりで願い、それが叶わなかった時、夫婦に何が起こっているのでしょうか?


不妊治療をしている時の女性の気持ち

そもそも不妊症とは「健康な男女が定期的なSEXがあるにもかかわらず、1年以上妊娠しない状態のこと」を言います。

不妊治療をすることになったのですから、いろいろな事情があるわけです。

結婚年齢が高めであることもあげられます。

不妊治療自体はどうしても女性に負担がかかることが多い。お金と時間と気持ちを使って治療をしても思うように妊娠しないとなったら誰だって悲しくなり、その心を慰めてもらいたいと思うのが人の心です。

期待に胸ふくらませて、今月はどうかなと思っている矢先に生理がやって来た時、駄目だった時に見かけるベビーカー、幸せそうなママの顔、どれもこれも自分をはじいている風景に打ちのめされるのです。

そんな思いを夫にぶつけてしまいます。解ってほしいだけなのですが、毎月続くと夫も疲れてきて蔑ろになることもあります。そんな時、妻が爆発。自分がどんな思いで不妊治療をし、どんな思いで妊娠しないことを受け止めているのか夫には解らないと攻め立てます。夫も辛いのです。もういいと思う瞬間があります。

不妊治療をしている時の男性の気持ち

不妊治療の落とし穴02最近では、不妊の原因が男性側にある場合も解かってきました。

これからは、男性の不妊治療も増えてくることでしょう。この場合でも元気な精子を採取出来れば問題はないのですが、なかなか上手く行かない場合には夫婦のそれぞれの心に落とす影が無いとは限りません。


また、不妊治療をしている妻の態度に落胆して離婚になった例もあります。

問題は仕事とのバランスにありました。仕事の忙しい妻は仕事をやりくりして不妊治療を行っていました。海外出張もありましたし、残業もこなしていたのです。

夫は比較的に休みが取れる仕事をしており、妻の身体を気遣って、病院へも付き添ってくれていました。妊娠しないのは、妻が忙しすぎるからじゃないかと夫は思い始めます。ある日、病院へふたりで行き、診察が終わった途端、妻はこれから会議だから会社に戻ると言って足早に去って行く後ろ姿を見ながら、もういいと思う瞬間を迎えてしまいました。

また、不妊治療ではなかったのですが、妊娠流産を繰り返していた妻が仕事を辞めないことで離婚になった例もありました。


仕事と妊娠の間で必死に、もがいていた女性たちはその後口々にこういうのです。
「なんで、あんなに仕事にとらわれてしまったのでしょう。あの時は仕事を諦めて妊娠にかける勇気が無かった。離婚になった今なら、その勇気も持てるのに。」と。


不妊治療は夫婦関係を壊すかもしれないということを良く知ってもらいたいと思います。よく知った上で心がまえなどの準備をしっかりとして不妊治療を行って下さい。

どんなトラブルが起こるか、その時どう対応したら良いか、カウンセリングにお越しいただければ必ずお役に立てると思います。