ステイホームを平穏に過ごすには
No,018 ステイホームを平穏に過ごすには
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が発令されて、早1か月。企業によっては3月初旬からテレワークにねり、在宅時間が多くなっている。そこで、最近では“コロナ離婚”という新語が出てくるほど、深刻な問題となりつつあるようです。
一緒の時間がこの上なく心地よい、という方は関係ない話でしょうが、いつもの倍以上の時間と空間を共有するとなると、軋轢が生じやすい状態=違いに対応するのがストレス、となるのです。
今回はテレワーク有りの夫婦と、休校中の子どものいる夫婦の過ごし方について触れていきます。
○マストテレワーク夫婦の場合
在宅勤務で一番大切なのは、時間を均等に分けるという事。
給料云々を抜きにして、互いのやるべき仕事を尊重し合うことが、軋轢を避ける方法になります。
どうしても仕事量に差があり、均等こそが不平等になる場合は、相談し合いましょう。
お子さんのいる家庭では、どちらかの仕事の合間に子守りをし、パートナーの仕事中、落ち着いて仕事に取り組めるように思いやることが大切でしょう。
相手が思いやりをもってくれれば、こちらも相手を思いやれる余裕が芽生えるものです。
○休校中の子どもがいる場合
かれこれ2か月休校が続く今日・・・。
仕方がないとはいえ、子どもも親も大なり小なりストレスを抱えていることでしょう。
パートナーがやむを得ず外勤めの場合、朝から晩まで子どもの世話や家事に追われるのです。
世の中、ステイホームをそこそこ楽しめているという方もいるようですが、大多数が子どもやパートナーと過ごす時間にも、そろそろおなか一杯になるころではないでしょうか・・・(笑)
家にほぼ缶詰め状態で、子ども達はスマホ、タブレット、ゲーム三昧。
3食用意して、洗濯に掃除・・・。
1人になれる時間も取れない。
心が不健康になりかねません!
心が悲鳴を上げる前に、1人になる時間を捻出しましょう。
好きな音楽を聴いて、ウォーキングでもいいですし、家族に話して1人で映画に没頭させてもらうのもいいでしょう。それも難しいという方は、せめて1人で入浴させてもらいましょう。
1人でゆっくり過ごす時間を30分取るだけでも一息つけるものです。
キーワードはその日のうちに心をリセットすることです!
モヤモヤが溜まって来たら、是非、当相談室のカウンセリングをお受け下さい。
すぐに受けられなくても、コロナウィルスの状況が良くなったら受けようと思うだけでも、気分が少しは変わります。
頑張りましょう!