夫が求める妻の役割
相談内容:(奥様からのご相談)
私たち夫婦には子供が3人おります。幼稚園の年中の男子と小学生のふたりの女子です。家事や子育てに頑張っている私ですが、夫から、まったく認めてもらっていません。夫は子育てや家事に参加せず、毎日仕事と言って夜遅くに帰宅します。その頃には、私も眠たくなり、先に寝ているか起きていても不機嫌でいることも多く、そうすると夫はますます不機嫌で夫婦関係が悪化の一途をたどっています。カウンセリングを受けて改善するでしょうか?
夫婦問題カウンセラーから
お互いに不満を抱えてしまった場合、カウンセリングは有効に作用すると思います。このような場合はおふたりで話しあってもお互いに言い分があり、とても感情的になり、大喧嘩になりやすいですね。まだ、幼いお子さんもいらっしゃいますから、賢い方法で解決していきましょう。夫婦カウンセリングでも良いですし、意外と奥様おひとりのカウンセリングでも解決していきそうです。
お役に立ちますので、ぜひ、お越し下さい。
近年、街を歩いていても、子どもの教育現場においても男性の子育て姿をよく見かけます。
団塊世代と現代では家庭、子育て模様が一変しています。
昭和では育休を取る、主夫として家庭を切り盛りするなど、論外だ!という男性がほとんどだったのではないでしょうか。
平成~現代ではそれだけ“夫は外(社会)、妻は内(家庭)”という形態が変化したという事です。
現代では、男性にも家庭を円滑に回すスキルが求められているし、それなりに男性も抵抗なく育児、家事に取り組めるようになりました。
そのような中で夫が妻に求める役割とはどういうものなのでしょうか。
家庭の管理能力
=家事が得意ということです。
例えば家がいつも清潔で整っていて、経済観念も程よくしっかりしている、子どものことも概ね任せられる、といったところでしょうか。
いつも笑顔で優しい女性でいて欲しい
男性は常に女性に“女性らしさ”を求めており、癒しを求めています。
小言ばかりでなく、優しく微笑んでいて欲しいのです。
そして、女性としての魅力も兼ね備えていて欲しいのです。
料理が上手い
昔から『男は胃袋で掴む』という格言があります。
男性にとって食欲は性欲に次ぐ欲求なのではないでしょうか。
何事も下手より上手いに越したことはないということでしょう。
現代男性は性欲が弱く、食も細くなりつつあるとも言われていますので、自分を支えてほしいと願っている人もいます。
自立している
これは経済的にという事ではなく、精神的に社会的にという観点での自立という事です。
家の事に全身全霊で取り組み、夫の帰りを首を長くして待つ妻を夫は求めていないのです。
夫は自分の時間も必要なので、妻にも自分の時間を楽しむことができるといった意味合いでの自立を求めているのです。
上記の事を要約すると、家庭的でいつも笑顔で、女性らしさを忘れない、精神的に自立した女性ということです。
そして夫の求める妻の役割を理想に近づけるためには、やはり妻が夫に求める役割を理想に近づける必要があります。
日常生活の中で、お互いが求める夫婦のあり方を理解する努力をし、ストレスにならない程度にパートナーの理想に近づけるべく思いやりを持つという事が必要という事でしょう。