パートナーの好きだった部分が嫌いになる!?
No.025 好きだったはずなのに、なぜ?
男女が互いに好意を抱き、特別な存在になり、男女共に未来を見据えられる相手と認め合い、やがて結婚する。
付き合っていたころは可愛い、素敵だと思っていた相手の特徴や、自分にはない価値観や感性が、いつの間にかそうではなくなるのです。
結婚生活が長くなると相手を選ぶ決め手の一つであったプラスの特徴が気に障るマイナスの特徴に変わる事態が多々あるのです。
例えば、心配症で内向的な性格の男性が、天真爛漫で自由奔放な女性に恋をして、互いに自分に無い部分に惹かれ合い、結婚に至る。
やがて結婚生活を送り、夫婦として同じ方向に歩み始めるが、歩くスピードや歩き方、感じる事、物事の受け止め方や処理の仕方などの細部が全然違う事に気付き、歩調も合わなくなり、どちらかが合わせたり、合わせさせたりで次第にストレスや不満が溜まるようになります・・・。
生活の中では、自分が快適に過ごしたい事の方が勝ってしまうものです。
好意を持ち、肯定的に捉えていた部分が、価値観の相違として大きくなってしまい、結婚生活の破綻を招くことになるのです。
そうならないためには?
相手と自分は全く違うものであり、自分にとっては当たり前のように解かることでも相手は全く解らないこともあるのが普通なのです。まずは、自分には無いものを持っている部分を認め、そういうところを好きになった自分を自覚しましょう。自分の相手への思いを振り返るのです。
嫌いに変わってしまった部分を再び好きになるのは難しい事ですし、そこを否定ばかりしていたら当然関係は悪化します。
ぎくしゃくした関係を避けるためには、ちょうどいい落としどころを歩み寄りながら見つけ、相手の長所を認める努力をすることに限ります。
諦めずに、解決方法を探していきましょう!
夫婦関係修復は早期対応・第三者を介するカウンセリングが有効です。