夫婦円満の秘訣は“ちょうどいい距離感”
No.026 理想と現実の壁
結婚する前や新婚当初は、誰もが“いつまでも仲の良い夫婦でいたい”と思うものですよね。
寝食を共にする生活が始まると、パートナーや自分自身に対する多くの(よく言えば)気付きや(悪く言えば)“粗”が見えてきます。
“粗”の例を挙げると・・・
・ 思いの外、食事に対するこだわりが強い…食事に対する要望が多く、期待値が高い
・ 思い通りにならない事があると不機嫌になる…自己中心的で私見を通そうとする
・ だらしない、ガサツ、粗暴…整理整頓や所作が荒く、衛生観念が合わない
・ 出不精で、休みの日はダラダラしてばかり…結婚したら面倒がることが増えた
・ マメだと思っていたが、釣った魚に餌はやらないタイプだった…いい加減
などなど、日々パートナーに対して良し悪し含め、色々な事を感じますよね。
それが積もり積もって結婚生活やパートナーへの不満になり、現状に幻滅し、次第に関係も険悪になり、離婚問題にまで発展するご夫婦もいらっしゃいます。
“こんなはずじゃなかった…”とか、“こんな風に変わるなら結婚しなきゃよかった…”と、詐欺にでも遭ったかのような感覚に陥る人も少なくないのです。
何事も“過ぎない”ことが大切!!
一緒に過ごし、会話をしていたら、時に自分の期待値を下回る事も出てくるのは当然です。パートナーを見れば見るほど、嫌な所も目に付くのは当然です。
そんな時は一緒に過ごす時間をあえて減らしてみたり、見過ぎないようにするのです。四六時中一緒に過ごすのも良くないし、過ごさないのも良くないのです。
パートナーを観過ぎも良くないし、観なさ過ぎも良くないのです。心理的・空間的距離を臨機応変に変えていく工夫が大切なのです。
意識をしなくとも自然とそれができるようになるのが理想ですし、それができるという事は、関係を1歩下がった位置から冷静にかつ客観的に見ることができているという事でもあります。
夫婦円満には、自分やパートナーの性格に合わせて、夫婦にちょうどいいバランスを取るのが最も大切です。
でも、パートナーが全く聞く耳を持たない、話すのが得意でなくバランスをとる方法が見つけられない場合は、夫婦問題カウンセラーにご相談ください。
第三者の介入によって、気付くことのできなかった視点や、問題点に向き合い、良い関係を築くヒントを得られるでしょう。
カウンセリングを受けることで、パートナーを理解し、離婚を回避し、離婚による様々な苦労を背負う事のない人生を歩むことにも繋がります。
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