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会話がない危機的夫婦の関係修復は可能?!

なぜ会話が少なくなってしまうのでしょうか?

恋愛時代はデート中にいかに相手を楽しませるか?ということを必死に考え、少し会話が途切れただけでも焦ってしまうくらい、相手との会話を重視していた方が多いかと思います。お互いの関係が馴れてくれば何も考えずとも会話が弾み、おしゃべりが途切れることはないというくらいお互いに会話をしていたカップルが、結婚後数年で夫婦の会話がないと感じてくるのはなぜでしょうか?結婚して生活を共にすると、敢えて話さなくても分かるとか、会話がマンネリ化してきたなど様々な要因や背景があるかと思いますが、、夫婦の会話がなくなるほど離婚のリスクが高くなる傾向にありますので、付き合っていた当時までとは言わずとも、自然に日常の出来事を話せるような夫婦関係を維持できるような心がけは必要です。

もともと日本人夫婦は、世界各国と比較しても夫婦で会話する時間が短いと言われています。明治安田生命が「いい夫婦の日」に関するアンケート調査を行った中では、現在婚姻関係にある夫婦の約6割が1日1時間程度しか会話はないとのこと。さらに、円満度の高い夫婦の会話時間は1日平均113分、円満度が低い夫婦は平均40分程度で、その差は歴然です。このように、統計上でも夫婦の会話が円満度と比例していることが明らかですが、例えば共働きの夫婦が増えたり、夫が常に残業で帰宅が遅いなど、経済的な要素も関係しているため、会話が少ないことを改善しようとするなら、生活そのものを見直さなければならない場合もあります。「仕事が忙しい」とか「疲れてる」を口実にせず、積極的に夫婦の会話を増やすにはどのようにしたら良いでしょうか?


おしゃべり好きの女性の本質を理解する

夫婦間の会話と言えど、男女間の会話である以上、男性と女性の本質を理解する必要があります。一般的に言われるのが、女性はおしゃべりによってストレスを発散するという点で、男性はどちらかと言うと目的を伝えるために会話をし、女性はおしゃべり自体が目的という特徴がありますので、夫婦互いにその点を理解することが必要です。例えば、無口でおしゃべるするのが苦手という男性も多いですし、仕事で喋るので家に帰ってきてまで会話をしたくないという方もいるでしょう。反対に女性は、仕事や育児で疲れていても誰かと話をしたい、今日の出来事を聞いて欲しいという性分です。誰かに話すことで精神的に満たされるのです。この点が男性と女性の性質の大きな違いです。

夫婦間の会話が少なくなってくると生活面でのデメリットが増えてくるのは確かです。例えば、会話がないということはコミュニケーションを取らなくなるということなので、相手に対しての関心が薄くなる傾向があります。同じ家に暮らしていながら相手が何を感じているのか、何を考えているのかなどに興味がなくなってしまうのです。お互いが勝手に自分のことしか考えず、たまに何かを相談したとしても真剣に取り合わなくなったり自分には関係のないことと突き放したり、お互いの信頼関係にも亀裂が入ってしまいます。険悪なムードが高まり、「こんな状態なら一緒に生活する意味がない」と思うようになって、少しずつですが結婚生活に亀裂が入ってしまうこともあるかもしれません。夫としては、暖かい目で妻のおしゃべりや愚痴を聞いてあげるだけでも妻の心理状態は穏やかになるものです。


単に会話がないだけでなく浮気の前兆の場合も?!

夫婦間の会話が少なくなる背景には、上記以外にも浮気や不倫を悟られないため、というケースもあります。一緒にいる時間が多いほど、後ろめたいことを悟られる可能性があるため、敢えて夫婦の会話を回避するのです。これは男性側に多い傾向ではありますが、急に夫婦の会話が少なくなったと感じた際には、相手の浮気を疑うことも必要かもしれません。ただし、そうした兆候がないのに会話が少ないということであれば、まだ夫婦関係の危機的状況という訳ではありませんので、ちょっとしたタイミングを見計らって「今日は何かあった?」と声を掛けてあげるなど、多少の心がけだけでも円満な夫婦関係は維持できるのではないでしょうか。

もちろん、会話によってコミュニケーションを図ることが大切なのですが、得てして男性は女性よりも話ベタです。夫に無理に会話させようとしたり、自分の話を無理に聞かせようとするのではなく、相手から自然と会話を引き出したり、興味をそそられるような話のネタを持ち出すなど、多少の工夫は必要になります。もちろん、穏やかな心理状態であることは言うまでもなく必須で、笑顔も忘れないようにしてください。

それでも相談したいことや心配事を聞いて欲しい時にははっきりとそのことを伝えましょう。雑談しながら本題に持っていく、というのは男性にとっていちばん苦手な行為です。今日はしっかり聞いて欲しい、という気持ちで向き合うと相手も真剣に受け止めるはずです。また、短時間でもいいので家事を手伝ってもらうのも修復に効果的です。晩御飯の後片付けなど、会話をする代わりに二人で共同作業をすると自然にたわいもないおしゃべりが出来て温かい雰囲気が作れるはずです。

いまは冷戦状態だけど、また穏やかで楽しい夫婦の会話を楽しみたい!
そんなことでお悩みの際は、ぜひ一度夫婦修復カウンセリングをお試しください。

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