夫婦関係がうまくいっていないときは、大きな喧嘩だけでなく、日常の小さな言い争いや意見の食い違いも結構なストレスになりますよね。好きで結婚したのになぜこんなにストレスのたまる毎日なのか、ストレスのない夫婦関係を築くにはどうしたらいいのでしょうか。

まずは夫婦関係がうまくいかない原因を探ることが大切

妻が専業主婦の場合に夫が陥りやすい思考としては「オレが働いて稼いでやっている」という考え。夫の稼ぎがいいとしても、妻の家事労働というのは思っているより重労働なのです。主婦の家事労働を賃金に換算すると年収３００～５００万相当だとか。平成が終わり新たな時代が訪れる現代では亭主関白など流行りません。夫婦は対等であるという考えになれるようにしましょう。

また、共働きの場合には仕事のリズムが異なることによってそれぞれの生活スタイルが確立されます。相手に合わせることが難しく、すれ違いが起こりやすいことでお互いに不満を抱えてしまうかもしれません。
このようにお互いの仕事が忙しいときはもちろんのこと、どちらかが早く帰っていてももうひとりが残業のため連日終電で帰ってくるようだと、疲れ切って話もしたくないかもしれません。こうなると夫婦の会話が減っていき、家の中に冷たい空気が流れることになるでしょう。

金銭面の小さな行き違いも夫婦関係がぎくしゃくする原因となります。結婚すると自分で自由に使えるお金が少なくなることもありますが、将来のための預貯金に回したり二人分の生活費に回したりすることも必要です。

原因がわかったら次に行うことは？

夫婦関係がうまくいかない原因となるであろう事柄をあげてみましたが、これらが自分に当てはまっている、と考えられる人はどれだけいるでしょうか。今、夫婦関係がスムーズに行ってないと感じているなら、自分の行動を見直してパートナーとの生活を円滑に進める工夫をしていきましょう！ちょっとした気遣いをすることで家庭内が暖かく円満になります。全てを行うのは難しいと思いますが、いつも気持ちの中で忘れないようにしてください。しかし夫婦関係が円満にいってないのが自分の行動のせいだと自覚できない人もいます。自覚できていない人は結構多いかもしれません。どんな振る舞いが相手にストレスを与えてしまうのか考えてみましょう。

夫婦関係がうまくいかない人の行動とはどんなもの？

夫婦関係が円満に行かず悩んでいる人は以下のような行動をしていないかどうかチェックしてみてください。気づかずにやっていそうなことばかりだと思います。

・夫は「自分の方が、稼ぎが多く偉い」と思っている。 先にも言いましたが、妻の家事労働を賃金換算するとかなりの額になることを忘れないように。

・家庭内での役割を決めてしまう 稼ぎ頭は夫だからパートで働く妻は家事をやって当たり前、などと決めつけるのはNG。 お互いにサービス精神を忘れずに家事を行うこと。出来るだけ一緒にやるように心がけてもみましょう。

・忙しくてすれ違いなので食事も別々である 仕事が忙しくてすれ違い気味でも待ち合わせて外食をしたり、それが難しければお休みの日にゆっくりと二人で食事をしたりするだけでもコミュニケーションを取ることができます。

・お互いの話を聞かない 相手の話を上の空で聞いていませんか？話をするときは、相手に身体を向けて、相手の目を見てきちんと話を聞きましょう。

・自分だけお金の無駄遣いをしている お互いの収入の中から将来のために貯金をしようと約束したのに、それを守らず自分だけついついお小遣いを使いすぎてしまう。これではうまくいきません。結婚したのだから無駄遣いをぐっとこらえて二人で話し合って控えるところと使うところを明確にしましょう。

夫婦関係がうまくいかない人の行動見直しチェックポイントはいかがでしたか？収入が多い男性の亭主関白のような態度、共働きの夫婦のすれ違いなど、夫婦関係がギクシャクするのには様々な原因があります。ご縁があって結婚に至ったわけですので、ご自身のためにもパートナーのためにも互いを理解して素敵な結婚生活を過ごしましょう。 努力しているのに相手の心が開かずに悩んでいる場合は、ぜひ一度夫婦修復カウンセリングをお試しください。高橋知子の悩みカウンセリングでは様々な悩み解決のお手伝いをさせていただきます。