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男女における結婚観の違いと夫婦関係への影響

男女別はもちろん性格によってこうも違う結婚観

男女における結婚観の違いと夫婦関係への影響

みなさんは、結婚に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
巷では、結婚に対する良いイメージもあれば、結婚は人生の墓場などと揶揄したりする場合もありますが、多くの場合で恋愛以上の関係、つまり

家族という関係を構築したいと思える相手

だからこそ、結婚という選択肢を選ぶのではないでしょうか?
もちろん、結婚は戸籍上の形式的なものかもしれませんが、結婚後の人生観、そして出産や子育てといったライフイベントなど、恋愛時には味わうことのできなかった未知への期待感に夫婦ともども胸を膨らませているのが実情かもしれません。

ただ、実際に結婚して夫婦共に一緒に過ごす時間が増えてくると、当然相手に対する不平・不満が出るのは致し方ありません。また、結婚への期待感が大きすぎるほど、

こんなはずじゃなかった

という後悔の念が強くなる傾向にもあります。結婚前から、

・結婚とはこういうものだ
・結婚後はこういう家庭を築こう
・子供は○人以上欲しい

など、色々とイメージを膨らませる人(特に男性に多い傾向)も少なくありませんが、夫婦共にその考えが一致しているとは限りませんし、結婚に対する価値観、結婚観が大きく乖離していると、結婚後に途端に関係がギクシャクしたり、すれ違うことが多くなってしまうこともあります。

今回のテーマは「結婚観」にフォーカスし、結婚観の違いから夫婦関係が悪化してしまう典型的パターンと、その対処法について考えてみましょう。


出産・子育て・家族形成など将来を見据えた価値観

男女における結婚観の違いと夫婦関係への影響

結婚に至るプロセスにおいては、多少の違いはあれどお互いに付き合う期間があり、結婚を意識するようになって、籍を入れるという流れが基本になります。もちろん、お互いに仕事をしていたり生活スタイルも様々ですので、結婚によってその生活環境に大きな変化が生じることになります。

仮に、お互いに仕事をしていた場合、

妻:「結婚後もそのまま仕事を続けたい」
夫:「いずれ退職して専業主婦になって欲しい」

と意見の相違があったとしたら、この時点で既に結婚観に対する根幹部分にすれ違いが生じている状況です。さらに

妻:「新居購入のためにもそれまで共働きがいい」
夫:「結婚した以上、早く子供が欲しい」

となった場合、もう色々な部分で噛み合わなくなってしまいます。

これは一例に過ぎませんが、他にも「引っ越すなら親の近くに住みたい」「結婚後もプライベートな時間は欲しい」「子供はしばらく欲しくない」など、色々な考え方の違いが生じてくる可能性があるのです。

特に出産や子育てにおいては、女性には年齢的な部分もあるので、どちらかと言うと女性の方が出産に対して積極的、男性の方が消極的かもしれませんが、それも夫婦それぞれの考え方次第。子育ての方針についても

夫:「子供はのびのびとした環境で育てたい」
妻:「早い段階から塾や習い事をさせたい」

といった部分で価値観の相違が生まれやすい部分でもあります。

・結婚はこうあるべきだ!
・夫婦とはこうあるべきだ!

といったような固定観念や、考え方の柔軟性に乏しいと価値観が常に噛み合わなくなり、相手の嫌な部分しか見えなくなってきてしまいます。

お互いに初婚であれば結婚後の生活は初体験なわけですから、今まで経験したことのない環境や感情に晒され、心理的にも不安定になるものです。そうした部分をお互いに理解し合い、支え合うためにも、結婚後のライフイベントに合わせた価値観を共有できるようにしましょう。


SNS等で常に意識の変化にさらされる現代社会

現時点で結婚を考える年代のほとんどは、FacebookやInstagramなどのSNSとの親和性の高い世代ですので、結婚後も当然それらの影響を受け続ける可能性が高いという点も想定しておく必要があります。

特に結婚に対するイメージや期待感に対して、こんなはずじゃなかったと感じ始めると、まだ未婚の友達や知人のSNSを見て、

羨ましく妬ましく思ってしまう

つまり、隣の芝が青く見えてしまい、ますます夫婦関係に溝が生じやすくなってしまいます。特に年齢的に焦って結婚してしまったケースや、親や周りの環境を意識しすぎて結婚を早まってしまった方に多い傾向にあります。もちろん、

結婚後はSNSを見るな!

とは言えませんので、それらを見ても自分を見失わないよう、自身の考えや今の環境を大切すること、そしてパートナーの理解やサポートも必要です。一昔前は、それほど他人の生き方や近況を身近に知ることができませんでしたが、いまではそうした部分をさらけ出すのが当たり前の時代。

考え方や価値観が変わりやすい

という環境にあることを再認識しておく必要があります。

特に女性においては、妊娠による体型変化やホルモンバランスの変化といった肉体的変化、そして出産後の子育てなど、夫婦関係の強い絆が問われる時期でもあります。こうした様々な変化の結末が離婚とならないよう、お互いの結婚観や価値観、感性を受け入れ、

結婚が一瞬の幸せで終わらないよう

お互いに譲りあって、協力し合える関係をキープしたいものです。
結婚後のすれ違いを意識するようになったら早めに当相談室までお越しになり、詳しい状況をご相談ください。

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