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男女における結婚観の違いと夫婦関係への影響

夢見た結婚生活を失望させないために

男女における結婚観の違いと夫婦関係への影響

よく価値観が違うと夫婦生活にも影響が起きる場合が多いと言われていますが、結婚観の違いもちょっとした行き違いになります。結婚観とは具体的にどういったものなのか?、そして男女によってどのような違いがあるのかを見てみたいと思います。


男女の結婚感あれこれ

男性も女性も結婚に夢を持っています。結婚式に夢を、と言ってもいいと思える人もいます。いずれにしても結婚したら楽しく素敵な生活が待っている、と思っているのです。
しかし、それぞれが持っている夢がぶつかり合うのです。
結婚式にどんな家庭を築きたいですか?と聞かれ、その答えが全く違う場合はお互いに覚悟が必要かもしれません。
それぞれが自分の思い描く夢は叶うと思っていますし、それを叶えてくれる人と結婚したと思っていますので、蓋を開けると喧嘩ばかりの二人もめずらしくありません。
例えば、思いやりのある家庭を築きたいと考えて結婚した女性がいたとします。
これは、自分は元々思いやりを持っているので相手が私に対して私の望むような思いやりの表現を見せてくださいと言っているわけです。
そうすれば、素敵な結婚生活になると夢みているのです。
また、結婚したら優しい妻が自分に対していろいろ気を使ってくれることを夢みて結婚に踏み切った男性もいます。
どちらも、自分が相手に対してどれだけのことをしたいのかよりも相手にしてもらえるはずが結婚観として表現されている場合が多いのです。

結婚観によるタイミングの違い

男女における結婚観の違いと夫婦関係への影響

結婚を意識するタイミングも男女によって違いが出るようです。恋愛がうまく行っていても二人が結婚したいタイミングが合わずに、どちらかがまだ結婚したくないと思う時には長く付き合ったけど別れてしまった、ということもあるようです。恋愛中はお互いが分かっていたつもりでも結婚に対する考えの違いを改めて認識して気持ちが冷めてしまった、ということなのかもしれません。結婚におけるタイミングも非常に大事ですね。

また、今の生活において自分が何を優先したいかということも結婚観の違いになります。今この時に結婚を優先したいのか、仕事や趣味をまだ自分の思うように優先したいのか、どちらが強いかということです。女性の多くは「結婚して自分も(趣味を)一緒に楽しみたい」と思いますが、男性は自分一人でその時間を楽しみたいという思いが強い傾向にあり、その辺で意見が衝突してしまうことも珍しくありません。夫・妻、お互いの主張や立場を理解して、結婚後も譲れるところと譲れないところをしっかりと話し合うことも夫婦円満の秘訣ですが、改まって話し合いの場を設けるのも恥ずかしかったりするもの・・・。そんな時こそ当相談室の夫婦カウンセリングのご活用をオススメします。

結婚観の違いは価値観の違いへとつながる

このように男女の結婚観の差は大いにあるわけですが、結婚するならば互いの認識の差を認めつつ、お互いに妥協点を見出して円満な生活を送れるようにしましょう。この妥協点を譲れるかどうかが今後の夫婦関係に影響をもたらします。妻としては結婚して子どもが生まれたのに育児を手伝わず自分の趣味にばかり時間を使っている夫には不満がたまることでしょう。しかも趣味にはお金がかかります。夫婦のお金なのに自分ばかり・・・、というような金銭面での価値観の違いへと発展してしまいます。

同様に、結婚によって家同士の付き合いが出てきますが、これも価値観によって様々です。夫婦といっても根本的な違いに気づいたら、すれ違いを起こさないためにもきちんと話し合うことが必要です。結婚観などの価値観の相違は、一朝一夕で解決できる簡単な問題ではありません。お互いを思いやる気持ち、尊敬する気持ち、相手を大切にする想いなどがあって、はじめて良好な夫婦関係が築けるものですので、大切なパートナーの考え方や認識を理解してあげることも、ひとつの愛情だということを忘れないようにしましょう。

女性は“一緒”という言葉が大好きです!しかし、結婚観を含む価値観は違っていて当たり前、まずは違っていることが普通ということ、一緒(同じ)じゃないことを受け入れましょう。自分の価値観を中心に物事を考えると、決まって相手が間違って見えるのが人間です。トラブルが起きて困ってしまったときは、是非、ご相談にお越し下さい。

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